久保帯人の人気漫画を原作としたアニメ「BLEACH(ブリーチ)」は、長期シリーズのため視聴順が分かりにくい作品です。
放送順のほかに、原作対応の順番やオリジナル回(アニオリ)、劇場版の見る位置も整理しておくと楽しみやすくなります。
この記事では、BLEACHを初めて観る人や久しぶりに見返す人のために、アニメの順番とおすすめの視聴方法を詳しく解説します。
アニメ「BLEACH」を観る基本の順番
BLEACHのアニメは基本的に放送順=原作のストーリー進行順になっています。
まずは下記の順番で視聴するのが王道です。
- BLEACH(2004〜2012年放送・全366話)
・原作1巻〜54巻までをベースに、一部アニオリを挟みながら進行 - BLEACH 千年血戦篇(2022年〜放送中)
・原作55巻以降をアニメ化した最終章
この順番で見れば、原作の大筋を時系列通りに追えます。
アニメ「BLEACH」放送順とストーリー区分
ソウル・ソサエティ編(1〜63話)
一護が死神の力を得てルキアを救うまでの物語。BLEACHの序盤で最も人気の高いエピソードです。
バウント編(64〜109話・アニオリ)
原作にはないオリジナルストーリー。ファンの間では賛否がありますが、キャラの成長やオリジナル敵キャラが楽しめます。
破面(アランカル)・虚圏決戦編(110〜167話)
破面(アランカル)やウルキオラなど強敵が登場する長編。BLEACH中盤の山場です。
新隊長天貝繍助篇(168〜189話・アニオリ)
オリジナルキャラ・天貝隊長が登場する完全アニオリの章です。
破面・空座決戦篇(190〜229話)
アイゼンとの最終決戦へ向かう重要なストーリー。
斬魄刀異聞篇(230〜265話・アニオリ)
斬魄刀が人格を持つというオリジナル設定の物語。キャラの斬魄刀の姿が見られる人気回です。
破面・死神代行消失篇(266〜316話)
アイゼン戦後の新章。フルブリングという新能力が登場します。
護廷十三隊侵軍篇(317〜342話・アニオリ)
死神たちが謎の侵軍と戦うオリジナルストーリー。
死神代行消失篇 完結編(343〜366話)
原作最終巻手前までを描いた、旧BLEACHシリーズのラスト。
千年血戦篇(2022年〜)
原作最終章。クインシーとの最終決戦を描き、BLEACHの完結を映像化。
劇場版BLEACHの視聴順番
BLEACHには4本の劇場版があります。基本的には本編の合間に差し込んで楽しめます。
- BLEACH MEMORIES OF NOBODY(ソウル・ソサエティ編後が舞台)
- BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸(破面編序盤の設定)
- BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ(空座決戦前後の時期)
- BLEACH 地獄篇(アニメ死神代行消失篇の直前)
劇場版は本筋には影響しませんが、キャラの活躍をより楽しめます。
アニメ「BLEACH」を観る順番のコツ
初見なら放送順がベスト
初めてBLEACHを見る人は放送順に視聴するのが最も分かりやすいです。
アニオリ部分を飛ばす場合でも、ストーリーのつながりが理解しやすくなります。
アニオリをスキップして原作重視で観たい場合
以下を省略するとテンポよく進められます。
- バウント編(64〜109話)
- 新隊長天貝繍助篇(168〜189話)
- 斬魄刀異聞篇(230〜265話)
- 護廷十三隊侵軍篇(317〜342話)
原作漫画の展開だけを追いたい人は、上記を飛ばすと時短できます。
劇場版は後からでもOK
劇場版は本編の流れに大きく影響しないため、後からまとめて観ても問題ありません。
アニメ『BLEACH』を観る順番まとめ
BLEACHは「放送順=基本の視聴順」が分かりやすくおすすめです。
アニオリを飛ばすかどうかは好みに合わせればOK。
劇場版はスピンオフ的な位置づけなので、あとから楽しむのもありです。
迷ったときはまず放送順をそのまま追うと、BLEACHの世界を無理なく堪能できます。



